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今更聞けない!

国公立と私立の違いは??

そのメリット・デメリットをわかりやすく比較!

1. 国公立と私立、呼び方の違いって?

​国立大学とは国が資金を出して設立し、運営している大学の事です。

​公立大学は都道府県や市区町村が設立、運営しているのでそれらをまとめて国公立大学と呼びます。

国や自治体等の支援で成り立っているこの国公立大学は、その分、生徒側の負担が少なく、学費が安いばかりではなく、研究費として国や地方自治体から資金援助を受ける割合が多いです。​​

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​東京大学 本郷キャンパス

皆さんは聞いたことがあるかもしれませんが、有名な国立大学群として、

旧帝国大学があります。これは帝国大学令で定められ、創設された7つの大学のことで、東京大学、京都大学、大阪大学、北海道大学、東北大学、九州大学、名古屋大学があります。

​この旧帝大は、東北大学、北大、名古屋大、大阪大学など、もともと理系色が強く、文系に比べると、理系のレベルが現在でも高いことが言えます。

​他に有名どころで言うと、文系では一橋大学、理系では、東京工業大学などが挙げられます。

​他にも、意外と知られていない有名な国公立があるので、そちらもまとめてみましたので、興味のある方は見てみてください☆

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一橋大学

私立大学とは一般の実業家等が自身の私財を出して設立、運営をしています。

​そのため、国から出る補助金は少なく、自学内で資金調達しなければなりません。​そのため、私立大学は国公立大学に比べて、学費が高いのです。

​ですが、その分、卒業生が大学に寄付をすることも珍しくなく、奨学金が多かったり、卒業後にも密な繋がりがあったりします。特に、1万円札に載っていることで有名な福沢諭吉が創立した、現私立大学トップの慶應義塾大学は、三田会と呼ばれるOBの繋がりがあり、卒業後もその学歴は仕事面で有利になることがあります。

私立大学の名門大学は、それぞれの地方キャンパスを除くと、本校舎は、東京と関西都市部にしかありません。

例えば、東京の名門大学を挙げるとトップに通称、早慶(そうけい)、つまり、早稲田大学と慶應大学があり、通称MARCH(マーチ)と呼ばれる名門大学の頭文字を取った大学群が有名です。

関西圏には、関関同立と呼ばれる、大学の頭文字を取った難関大学が各都市に配置されています。

​他にも、意外と知られていない有名な私立大学があるので、そちらもまとめてみましたので、興味のある方は見てみてくださいね♫

慶応

慶應義塾大学 三田キャンパス

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立教大学 池袋キャンパス

1.国公立と私立のメリット比較 

国公立 

私立 

  • 学費が私立の約半分
    ​だいたい年間60万円くらい

     

  • 科目が多い分、苦手科目があっても他科目でカバーできる
    ​​​

  • 真面目な人が多いので、勉強したい人向け
     

  • 人数が少ないので、関係が密になりやすい
     

  • ウェイウェイしていない
     

  • 数字に強い人が多い
     

  • ​国費が研究費等に降りてくる

  • ​入試は基本3〜4教科で済む
     

  • ​入試は各校の一般入試試験1回で済む
     

  • 高校によっては、指定校推薦という高校の成績だけで入学できる制度がある
     

  • キャンパスが都会にあることが多い
     

  • 学生が華やかなことが多い
     

  • 学園祭の盛り上がりは国立と比べるとダントツ
     

  • 外国人留学生、帰国子女がダントツで多い
     

  • スポーツが盛ん。部活やサークルなどでも、スポーツができる人が多いし、体育会に入らなければ、忙しすぎずに学生ライフを送れる

2.国公立と私立のデメリット比較 

国公立 

私立 

  • ​入試は5教科7科目と科目が多い
     

  • ​一次試験と二次試験を受けなければならない
     

  • 地味な人が多い
     

  • 基本、1大学しか受けられない
    中期、後期を設けている大学もあるが、前期と比べて募集人数がほとんどおらず、倍率も高いだけでなく、一流大学落ちが受験してくるため、受かる見込みは限りなく少ない
     

  • 推薦でも、共通試験の結果が必要なことがほとんどで、結局受験勉強をしなければならない​
     

  • 旧帝大を除くと、キャンパスは大体が田舎にある

  • ​学費が高い
    文系で年間110万
    ​理系であると、160〜210万円、医学部で高いところは年間800万円以上すること

     

  • 学生の人数が多いため、学食や、周辺地域のいろんなとランチが混む
     

  • ​入試は基本3科目なので、苦手な科目を作れない
     

  • 賑やかな人が多く、ワイワイが苦手な人には苦痛
     

  • 付属校があることが多く、エスカレーターで大学に上がってきた人たちはその段階で友達グループができており、入りづらい
     

  • 推薦で入ると、一般受験で入った人たちに劣等感を感じる

3. 結論

いかがでしたでしょうか?結論、どちらが良いということはありません。私からのおすすめがあります。

*ただし、ここで無名国公立&私立の話は抜きにします。

模試の結果表を開き、高2の9月の段階で平均偏差値を見て、60以上あれば国公立。低ければ間違いなく私立を選ぶべきです。お金がないから国公立と言って、有名私立に入れるものを、無名国公立に入れた場合、将来の選択肢と年収が大幅に低くなります。奨学金の利息が限りなく低いことを知り、それを“未来への投資とご褒美”と考える頭に切り替えることです。

高2の終わりの段階で偏差値が60なければ、まず有名な国公立大学に入れる可能性は、知能レベルが相当高くない限り、0に等しいです。

​その場合は、私立に志望を切り替えて、3〜4科目に特化し、地域を選ばず、そこでなるべく良い大学を狙うことが重要です!

国公立とは
国公立と私立のデメリット比較
国公立のメリット比較
私立大とは
最後に

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