ゴールデンウィーク特別企画!岡田航汰さん
更新日:2019年6月4日
スパルタスの新企画「高校生がビジネスについて知る」
実は、スパルタス創業当時、受験指導をメインにやりたいとは考えておらず(今もですが)、
高校生にビジネスについて知ってもらうサービスとして始めた経緯があります。
去年はオフレコで、ビジネスについて学ぶ機会を設けていたのですが、 今年からは、受験指導に加えて、ビジネスについて学ぶ機会として、私の友人にビジネスについて学ぶ企画を行うつもりです。
「難関大学に行っても、社会で仕事ができるようになるとは限らない」
このようなお話をよく聞きます。
確かにそうかもしれません。学力と仕事の能力は必ずしも比例しませんから。
ということで、スパルタスは、高校生たちが、将来ビジネスの場で活躍できるように、プランニングやマーケティング等、ビジネス以外でも間違いなく使える“能力”を授けたいと考えております。
そして第一弾が、4/29 21時〜
一番バッターの登壇者は、私の後輩である慶應大学SFCに在学中の岡田航汰さんです!
彼との出逢いは、遡ること約4年前、当時高校生だった彼と出逢ったのは、親友の故郷である滋賀県でした。
私の親友は同志社大学に通い、その後、滋賀県の町興しプロジェクトを率いており、新聞やメディアなどに取り上げられるなど、巷ではかなり名の知れた存在でした。
私は海外に行く前にどうしても彼のプロジェクトを見たり、私が海外に行くことにおける意義や成果目標について語るため、そして、自分の将来に生かすために。
そして私は深夜の夜行バスに揺られながら、滋賀県に向かいました。
滋賀県に行くや否や、いろんな著名人の方をご紹介頂き、朝からとても充実し、学問させてもらいました。
そんな時です。彼の活動を聞きつけた、とある高校生からSNSを通じてメッセージがありました。 彼はこう言いました。
「是非、プロジェクトについて見させてください。」
その高校生は、地元の静岡県から、身1つで、新幹線で滋賀県にやってきました。
その高校生は、高校を卒業していません。
高校在学中に不登校になり、学校からは精神科に通わされるまでになりました。
そう、その高校生こそが、岡田くんです。
彼は、学校を退学になったため、普通の高校生と一緒のリレーのトラックを走ることができなくなりました。
一般的な人ならこう思うはず。
いわゆる“不良”だと。
彼自身も、自分自身への劣等感ときっと戦ったはずです。
普通の人なら折れてしまいます。
しかしながら、彼は違いました。
彼は、もう“普通の人たち”と共には走れない。
普通にやっていたら“普通の人たち”には勝てない。
“アウトロー”にならなければならない。そう彼は考えたのです。
そして、高卒認定試験という、高校を卒業していない人たちが受ける試験を受験し、
大学に行くことを決意します。
あるきっかけから、彼は慶應義塾大学を志望校に定めました。
しかし、母子家庭の彼には、経済的に私立はもちろんのこと、大学に行く費用すら厳しい状況でした。
彼は違いました。
“自分で稼ぐしかない” 高校生だった彼は、友人の紹介で、東京にインターンシップを受けに行き、そこでWEBサイトを作る技術を学びます。
そして彼はこう考えました。
東京では当たり前のこの事業は、静岡の中小企業は必要としているはず。
そして、彼は、自分で作ったWEBサイトを売って、学費を稼ぎました。
そんな彼は、現在大学在学中ながら、障害者の子供達向けの養護施設を運営しています。
今日の講演会の内容を伝える事は難しいので、私が特に印象に残ったことをまとめようと思います。
①本を読め
②学校以外のコミュニティで繋がりを作れ
③うまく行っている人の理由を探れ
④子どもが優秀に育つかは、親次第
⑤当たり前を疑え
⑥何かに逃げてもいい。ただ逃げるなら、他で取り返す責任感を持て
⑦アウトローになれ 岡田くん、魅力的な講演をありがとうございました(^^)
ちなみに、この講演会は、親御さん(スパルタスとは関係のない)も参加されていました。
つまりどなたでも参加できるようにしています。 是非、スパルタスのユーザーさん達だけでなく、子どものことを大事に考える親御さんにも多くを学んで頂けることを願って止みません。
次回は、5/11(土) 19:00~です!
次回は、札幌から、上智大学に。
上智大学から、世界ランキングトップクラスのコロンビア大学大学院に進学した川村さんです。
参加希望者は、この企画が有料になる前に、WEBサイトコンタクトより!
正直、低く見積もっても評判良かったので、参加すれば良かったってなります🐰(笑)
*アウトロー=法外なという意味から派生して、人と違うことをする事・人