旭川医科大学 医学部合格!勉強法や共通テスト対策は?

ーセンター試験に取って代わられた共通テストを受けた感想は?
英語と生物は易化していたように感じました。
一方、物理は難化したように感じましたが、点数を取れる問題も用意されていました。
地理は見たことない図等があり、処理能力が問われる内容となっていました。
物理は80%以上取る人や、30%を下回る人がいない試験でした。
ーなぜ旭川医科大学医学部を目指したの?
最初は漠然とでしたが、中学時代、「やるなら一番上を目指せ」と親から喝を入れられ、「医師になる」と決めてから、もう医者になることしか考えられなくなりました。
そして高校進学後、私を取り巻く環境が皆、釧路湖陵高校の理数科という湖陵の中でもハイレベルなクラスメートであったことや、大切な親戚をガンで失ったこと、現在中標津町には医師がいないという状況等も後押しになりました。
また、医師になるということを周りにも公言していたことが良い意味で自分へのプレッシャーにもなりました。
学校推薦の道北道東枠(10/26人中)とAO推薦の北海道枠(32/110人中)の2つを受験し、学校推薦の道北道東枠で合格しました。
ーなぜスパルタスに入塾した?
母がラジオで道東に高校生向けの大学受験特化塾「受験スパルタス」が立ち上がったというニュースが特集されているのを耳にし、「他とは一味違う」と感じたようで薦められました。
ー入試戦略法として実践したことは?
共通テストの対策としては、予想問題を一通り流し見した程度でした。準備しすぎなかったからこそ焦らずできたと思います。
イメージとしては得意な科目を直前に慣らす感じで、私は直前期は主に数学、英語は正直、スパルタスでの授業の方が何倍も難しく、演習を積んでいたため、ほとんどの問題が簡単に思えました。また、塾で知識をかなり入れ込んだので、解っていたところが多く、共通テスト対策は手を抜きました。
こうしておけばよかったなと思った点は、予想問題を解く際に、(国語以外は全科目、理系科目は特に)時間制限を設定せずにじっくり解けばよかったなということです。常に時間との戦いだと思っていましたが、実はそうではなく、ゆっくり、しっかりと考えてみたら意外と点数が取れることに気づけます。
基礎ができていることがわかれば80点越えは確実だと思います。「急がなくちゃ」という焦りは良くなかったと思いました。
ー合格の秘訣は?
数学では陸上ピッチの問題が出て焦りましたが、気持ちを切り替えてやれたので他は全部点数を取れていました。ここにこだわった人は点数が低かっただろうと思うので、気持ちを切り替えられたことが功を奏したと思います。
ー平均勉強時間は?
授業を抜かして5時間くらいでした。
ー英語、数学、物理などの勉強法、また、そのコツは?
英語→頭の中で訳しながら解く。
数学→3分考えて解らなかったら飛ばす。(1〜4番はマークだけで6分かかるから10分見積る、60分で解かなけらばならないので15分ずつの配分で。また、ある程度計算量が多いものは飛ばし、その分の時間を別に用意をしておく。)
物理→微分積分を解くような基本を心掛ける。
生物→教科書と見比べ、穴を埋めていくイメージで。
地理→演習量が多かったので抜けがないように。
国語→問題の解き方のコツを教わる。
ー医学部に入って何をしたい?
大学では合格したことに慢心せず、周りに負けたくない気持ちが強いので、とにかく自分がやれるところまで全力でやりたいと思っています。
ありがとうございました。
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